気温がぐっと高くなってきました。あっと言う間に7月も中盤ですね。
藝塾でひまわりを描くのも今日で最後です。
前回丁寧に描いた鉛筆デッサンに、色をのせていきます。ひまわりの花の中央部の細かいところから、葉の葉脈まで描き切った集中力には驚きです。いつもどんなに細かな部分でも諦める事なく、真摯に対象に向かい合っています。
描きあがったひまわりは、一輪でも存在感のある、堂々とした感じが良く出ていますね。一筆一筆丁寧に筆を振るっていたからこそ出る、重厚感だと思います。
さて、小学生の男の子は初めての自画像。人の顔は色んな凹凸、色味、触感が混ざっていて、とっても複雑です。
いつも良く対象を見ているなあ、と感心してしまいますが、今日は瞳の周りをまず青色で着彩していました。そう、瞳の色一つとっても、ただ「黒色」だけでなく、青色や茶色、赤色など、色んな色が混じっているのです。そのことを誰に言われるでもなく、「ものを良く見る」ことで体得しましたね!すごい!
また、紙の上だけでなくパレット上での混色も大事ですが、「いろんな色を混ぜないとね!」と今まで習った事を呟きながら、一生懸命描いていました。その調子です!
来週は二人そろって自画像を描きます。どんな作品が出来るのか、とっても楽しみですね!
さらにさらに、自画像の後は石神井公園に出て風景を描きます!