油画具を使うことについて

油画具を使うことについて

季節は師走、先生も大忙しです!みなさん、元気してますか?
季節は師走、先生も大忙しです!みなさん、元気してますか?@芸大の赤煉瓦前にて

更新が遅れて大変申し訳ございません。今月から月2回ほど絵画コースの授業を担当させていただきます、新任講師の岡村と申します

 

芸大では油画を専攻しておりました。なにとぞよろしくお願いいたします。

 

カリキュラムは、今週から油彩画の授業です。

 

油絵具は水彩絵具やアクリル絵具とは随分使い勝手が違うので、慣れないうちは扱いづらく感じるかもしれません。しかし、扱いに慣れるにしたがって多様な表情をつけることができる、取り組みがいのある画材であるといえると思います。

 

今回は最初ということで、まずは油絵具の性質や油絵の構造について、実際に油絵具を扱いながらダイジェストで体験してみる内容となりました。

 

多様な表情をつけることができるということは、時代や個々の画家によって絵具の扱い方に大きな違いがあるということでもあります。今回は、最もスタンダードだと考えられる、15世紀〜19世紀まで主流だった古典的・写実的な描画方法に基づいたレクチャーを行いました。

 

油絵具と他の絵具を比較した際に多くの人が最初に感じる一番大きな違いは、乾燥の遅さではないでしょうか。描き重ねようとすると下の層が溶けてしまい、思うように描き進められないと多くの方が感じると思います。油絵具が乾くためには、早い場合でも2〜3日、中まで完全に乾くまでには数週間以上かかります。しかし、この乾きの遅さはデメリットではなく、むしろメリットだと考えられます。

 

乾きが遅く画面の上で色を混ぜることのできる性質のおかげで、滑らかで自然な陰影と空間を生み出すことができるのです。

 

※乾燥を早め、短時間で描き重ねができるようにするテクニックもあるのですが、それは別の機会に解説したいと思います。

 

 

次回からは、植物をモチーフとした小品を描きます。まず下絵としてデッサンを描き、それからその下絵を元に油彩画に仕上げます。

 

今回は写真がなく、申し訳ありません。次回から制作風景の写真も掲載したいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

よくのび太に似ている、と言われる岡村でした!

新講師の岡村です。
新講師の岡村です。

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