4コママンガを描いてみよう!

4コママンガを描いてみよう!

謹啓 新年明けましておめでとうございます。

 

 

日頃より格別のご高配を賜り厚く御礼を申し上げます。

 

新年一発目の藝塾・教養コースですが、今日は塾生と相談し4コママンガの指導を行いました。

学習塾で4コマを指導するなんて!!なんていかがわしい!!!…そう思いになられる保護者の方もいらっしゃるでしょうが、まぁ、騙されたと思って是非ご覧ください。

まずはじめに、授業はじめの初っ端に、「さぁ、4コマを描いてみよう!良〜い、スタート!」で始めました!

塾生作品1
塾生作品1

初めて書いた4コマにしては、絵がうますぎますwwww!!!!!

また表情がすでに講師を抜いています。私も一応、漫画家を目指しているのですが、画力では負けました。これからも塾生に負けないように私自身も画力を研鑽していきます。

講師作品1
講師作品1

 

私は画力よりも内容で勝負しました。4コマは起承転結が大事です。4コマはマンガの中でも一番簡単な漫画だと思われていますが、実は一番難しいのです。たった4コマでお話を構成する力は一朝一夕ではつくものではないようです。最近、私も4コマを描いています。

是非、こちらもごらにただければ幸いです。

みゃーさん

 

その後、互いに良い点、改善できる点を指摘し合い、4コマ漫画の基本知識を学習したのち、再度互いにマンガを描き上げました。

指導内容
指導内容
塾生作品2
塾生作品2

表情の表現がすでにプロレベルです。アイレベルの位置を改善したらもっと面白くなるのではないかと話し合いました。起承転結もうまく機能し、風刺もしっかり聞いています。よくメディアリテラシーできています。

講師作品2
講師作品2

 

塾生自身、普段から絵を描いているので絵の基礎体力はすでに十分ありました。なので、これからは面白い、人を惹きつけるストーリーをどうやって考え、それをコマに落とし込んでいくかを考えていこうと思います。来週は1ページ漫画に挑戦してみようと思います。

小さなかことからコツコツと。目指せ!手塚賞!赤塚賞!

 

補足:新年に初めて藝塾のウェブサイトをご覧になられた方へ。

 

藝塾はその門戸を老若男女問わず開いています。

 

現在は、私の講義の公開動画をご覧になられている方はご存知のようにワールド・ワイド・ウェブ(今のインターネットの仕組み)ができ、ものすごいスピードで変化していく私たちの世界において、「生きる力」とはいったい何でしょうか。

藝塾では、「生きる力」を「自らの力で稼ぎ、自活し、家族や仲間に、そして、社会に何らかのかたちで”良い”貢献をする」としています。

 

大学が就職予備校とかしている中、藝塾は本物の学力の身に着け方を、「当人の自主性」に求めます。まだ中学生、まだ高校生にそれは早い、と思っていらっしゃる親御さんにも是非お伝えしたいと思います。

藝塾は塾生を子どもでも、大人でもなく、ひとりの「人間」として対峙するようにしています。教え、教えられる関係を目指します。とはいえ、そこは塾ですから、講師の側が教える方が多いのも事実ではあります。しかし、少なくとも毎講義ごとに塾生から教えられることがたくさんあります。本日も、パズドラのラードラ、シヴァドラ、ヨミドラに関してパーティーを組み、火力(攻撃力)のシステムについて教えられました。パズドラでは、完全に私が塾生の弟子です。

そして、学問とは、生きる力とはどうやって身につけるかといえば、それは「やる奴は勝手に身につける」という方針をとっています。受験勉強は確かに社会に出て役に立ちますが、1192作ろう鎌倉幕府と言えるだけで役に立つのは、テレビに出てくる芸能人のクイズ番組くらいでしょう。いつも私が言っていることですが、藝塾ではなるだけ歴史は現代史から遡るように教えています。

自らで考え、独立し、「生きる力」を身につける、そのためにはむしろ大学に入るための五教科はダサい。そうしたスタンスで教えているのが藝塾です。

 

詳しくは過去の動画をご覧いただければ幸いです。

 

各方面の皆様、本年も藝塾をよろしくお願い申し上げます。 謹白

 

藝塾一同