【絵画コース】石神井公園の風景デッサン

【絵画コース】石神井公園の風景デッサン

絵画コース担当の岡村です。
最近は暖かい陽気が続きますね。

現在は、以前描いたスケッチと写真をもとに石神井公園の風景を描いています。

スケッチをした時は凍えるような寒さでしたが、今では桜の季節も終わり、初夏が近づいてきています。

生徒さんも進学・進級して、それぞれ新しい環境で頑張っていることと思います。

 

生徒さんの作品は、

塾生作品
塾生作品

小高い丘に続く階段と、、、

塾生作品
塾生作品

 

木の幹にクローズアップした大胆な構図と、、、

塾生作品

講師の私も、クローズアップした木の幹です(まだあまり進んでないのでわかりにくいですね。。。)

講師作品

画面の真ん中を道が通って行く構図は、東山魁夷の《道》を連想させますね。
大きく木をクローズアップする構図は、狩野永徳の《檜図屏風》を思い起こさせます。

どちらも、大変日本人的な感性が発揮された作品だと思います。

西洋絵画においては、宗教画でも歴史画でも、まず人物が最も重要なモチーフでした。風景画や静物画は、長い間それらよりも一段劣るものとみなされていました。

一方で、東洋絵画においては、風景や花鳥風月が重要なモチーフとして描き続けられてきました。

そのせいもあり、日本画では有名な人物画は少なく、反対に風景や花鳥風月に名作が多い傾向にあります。(あくまで主観的に見た傾向で、もちろん例外はありますけれども)

今回用いる素材や技法は西洋由来のものですが、期せずして日本的な感性が自然に発揮された作品になると面白いな、と一人合点しております。
反対に言えば、現代の私たちは、明治時代に強固に存在したはずの「油彩画=西洋」という枠組みから自由になり、本当の意味で油彩画を自分たちのものとして消化することができたのかな、とも思います。

堅苦しい話をしてしまいましたが、最終的な結論としては、「日本的・西洋的などと気負うことなく、自分が自然に良いと感じる作品を描けば良い」ということになると思います。

個性的な表現を衒うことなく、あくまで自然に描いた作品であっても、他の人から見ればその人らしい個性がにじみ出て見えるものです。

それが本当の意味での個性なのではないか、と思うのです。

長くなりましたので、今回はこの辺で失礼します。また次回の授業をお楽しみに!岡村でした。

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