天候の安定しない日々が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
藝塾では先日、授業で金継をいたしました。
漆を使って割れた器をくっつけ、金や銀でお化粧します。今回は個人的に銀が好きなので銀継にしてみました!
今回使ったのは「新漆」という漆で、本漆と違ってかぶれる心配がなく、少し時間をおけば、その日のうちに持って帰れます。
今回はビギナー編で、まず割れたパーツを陶器用接着剤でくっつけます。
かけているところはパテという粘土のようなもので埋めます。
その上に金粉を混ぜた新漆を筆で塗り、完成です!
今回は講師3人(2人は金継生徒として)大集合して生徒さんとわいわい話しながら制作しました。
新漆のいいところは、本漆が使えなくても、漆を乾かす室がなくても、すぐに使えるところです。ちなみに、新漆は一式東急ハンズなどで揃っちゃいます。
ほんなに本格!じゃなくても、割れた器を自分の手で継ぐことが出来れば、暮らしの幅がぐっと広まりますよね!
一ノ瀬先生!やはり、さすがです!この日のために千家十職の方から京都でレクチャーを受けたとのことです。本当でしょうか笑
かけた器に新たな命が宿りました。大量生産大量消費の時代に逆行する活動ですが、心が豊かな気持ちになりますね〜!もちろん、大量生産大量消費にも良い点があります。スローな活動と両立可能であるというのが藝塾の立場といったところでしょうか。おじいちゃん、おばあちゃんから語り継がれた器が家にあるのも素敵なことでしょう。
本日の打ち上げはここです!!!
ものすごく有名な焼き鳥屋さんです。藝塾近くにあります。藝塾のオーナーさんの行きつけのお店でもあります。
真っ赤な備長炭で焼き鳥を焼くシステムです!!!これがまた自分のお好みで焼けて最高にいいいいぃぃぃぃ〜〜〜〜!!!!
そして、藝塾から重要なお知らせです。
出張等、講師の仕事の変化により、毎週の開講のスケジュール調整が困難となりました。
誠に申し訳ありませんが、今回の金継の授業を最後に、8月で藝塾は一時休止という形をとらせて頂きます。
初めての試みばかりで皆さまに多々ご迷惑をおかけしてしまいましたが、講師一同、何にも代え難い経験をさせて頂きました。今回藝塾に来ていただいた全ての生徒さんが、少しでも自分の中に得るものがあり、そして何より楽しんで頂けていたら、それほど嬉しいことはございません。
単発のワークショップなど、不定期開催となると思いますが、石神井の地とこれからも繋がっていけたらと思っております。またブログにて情報発信させて頂きたいと考えております。個人的家庭教師のお仕事も募集しております。重ねて皆さまにお礼申し上げます。
これからもよろしくお願い申し上げます。
藝塾講師一同